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IS12T/購入レビュー/10 Peopleハブをいじる→IS12Tが快適になる

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「Peopleハブ」って何だろう?

「Peopleハブ」は、IS12Tの最大の特徴の一つと言っていい。
そのことは、すでに「Windows Phone 7.5」の発表以来、様々なメディアで紹介されている通りだ。
「Peopleハブ」は、Facebook, Twitter, アドレス帳, Windows Live などに登録されたアドレス帳情報や、ソーシャル情報を取り込んで、独自の「Peopleハブ」という見せ方にしてくれているも
のだ。

正直「Peopleハブ」をすぐにレビューで紹介しなかったのには訳がある。
簡単に設定できるし、ぱっと見た目にも分かりやすい機能ではあるのだが、ありがたみをほとんど感じなかったのだ。せっかく実機を使って使い込んで紹介できる「購入レビュー」だからこそ、きちんと紹介したかったのだ。
というところで、本稿の結論を書くと、「Peopleハブ」を時間をかけて、ゆっくり使いこなすことが、Windows Phone 7.5、IS12T の快適をどんどん高めていくことなのだ、ということだ。ケータイに当てはまる言葉ではないかもしれないが「Peopleハブ」を育てることが、快適さにつながるのだ。

しかも、あまり強調されていないが、IS12T の中でどんどん情報を関連づけていくと、それは、Windows Live アカウントと共に保存され、将来、Windows Phone をアップグレードする際にも、おそらくそのままのカタチで引き継ぐことができると思われる。Android で使われる Gmailアカウント(Googleアカウント) や、iOS 5の後継OS でも、Windows Phone 7.5 を真似して、こうした方向性が打ち出されてくると思われるが、現時点では、これを実現しているのは Windows Liveアカウントと Windows Phone 7.5 のみ。すなわち、日本では、この IS12T のみなのである。

「Peopleハブ」ってどんなもの?

実際のPeopleハブを操作してみたところを動画で紹介しよう。

まず大切なのは操作感だ。ざっと見ていただくとお分かりいただけるとおり、iPhone や Android 端末などと比べても、スムーズに動いているし、ただ操作しているだけで気持ちがいいという機能だ。
「すべて」というタブには、グループと個別のエントリが並ぶ。
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指を滑らせて横に動かすと「新着情報」というタブが表示されて、ここには、様々なタイムラインがごっちゃまぜになって表示される。iOS4 では、複数のメールアカウントのメール情報を一つのメールボックスにまとめて表示する「統合インボックス (Unified Inbox)」機能があるが、こちらのソーシャルメディア版だという言い方もあるかもしれない。アイデア的には、Android 端末の Xperia に搭載された「Timescape」も同じような考え方を目指して作られたものだと思われるが、IS12T (Windows Phone 7.5) に搭載されている「Peopleハブ」が、今のところ世界最高の快適なユーザーインターフェースだと言い切っていいのではないだろうか。

http://farm7.static.flickr.com/6020/5980704990_7f61c886ba_b.jpg
この中には、Facebook の新着情報や、Twitterのつぶやき、登録すればおそらくその他の情報も時系列で表示される。世界的に普及している SNS や個人にひもづいた情報である必要はあるだろうが、今後も OS のアップデートごとに対応しているアプリが増えていくのではないだろうか。

「Peopleハブ」から出来ること

この後は、個人情報が満載になってしまうので、ちょっと文字ばかりの説明になってしまうことをご容赦願いたい。

個人への連絡

例えば、Gmailに登録されている連絡先情報をインポートした場合は「プロフィール」には、下記が表示されている。

Facebook のアカウントなら、概ねこんな内容が表示されている。

  • ウォールに書き込む
  • メールを送信
  • 誕生日

そして、連絡を取りたい相手のアイテムを例えば「メールを送信」を選択すると、自動的に関連づけられたアカウントの新規メール送信画面になるし、「ウォールに書き込む」を選択すれば、「ウォールへの書き込み」ウインドウに切り替わる。

さらに楽しいのは、Facebook でプロフィール画像を選択している場合には、その画像が「Peopleハブ」タイルや、「Peopleハブ」の名前一覧の横に表示されることだ。さらに「新着情報」や「最新」でもこの画像アイコンが利用される。

アカウントには、携帯電話番号を登録したり、Facebook に登録されているもの以外の連絡先などを追加することもできる。そうすると、下記のようなリストが表示されることになる。

  • 携帯電話に発信
  • SMSとチャット
  • ウォールに書き込む
  • メールを送信
  • 誕生日

ここまでならば、OS に統合しなくても、よく出来たアドレス管理ソフト兼ランチャーみたいなアプリがあれば十分なのかもしれない。

面白いのはこの後だ。

仕事やプライベートで、よく連絡を取る人がでてきたら。その人のアイコンを選択して、長押しすると、ホームのタイルにその人のアイコンを貼り付けることが出来る。すると、個人のタイルを選択することで、すぐに「プロフィール」画面を開くことができる。タイルに加えたり、タイルから削除するという作業は、簡単にできるので、その日その日で、効率的なタイルを作ってもいいだろう。
こうしたタイル画面のカスタマイズまで、手軽にできるのは、やはり Windows Phone の「Peopleハブ」が OS 標準の機能であるからに他ならない。

ここでは電話や Facebook の事例を紹介したが、Twitterアカウントでも同様に Twitter宛の連絡が可能になっている。

グループへの連絡

Windows Phone 7.5 になって付け加わった機能が「グループ」だ。
この機能を使うためには「Peopleハブ」を開いて「+」ボタンを押す。
すると「連絡先」か「グループ」かを聞かれるので、グループを選択して、名前を付ける。
グループが出来たら、そのグループ名を選択して、アカウントを追加していけばいい。

グループを作ると、そのグループだけの新着情報をチェックしたりできる。
自分の場合、Facebook や、Googleアカウントに登録されている連絡先をすべて入れても、たかだか 200件程度なので、グループなんか必要ないなあと最初のうちは感じていた。

ところが、グループを作ってみて驚き。
例えば「グループ宛のメールを送る」なんてことが簡単にできる。
例えば、グループに、佐々木さん、佐藤さん、鈴木さん と 3名登録していたとしよう。
すると、そのグループ宛に「メールを送信」とすると、最初から宛先に 3名の宛先が入った新規メールが立ち上がるというわけだ。この機能はなかなか便利。一緒に旅行に行った際に、ちょっと別行動なんて時にも簡単に連絡を取ることが出来るのだ。

Facebook を使えば連絡先も充実

と、中々優れものの「Peopleハブ」なのだが、携帯電話のアドレス帳や、Googleアカウントからの情報を引き継いだだけでは、そんなに楽しさを感じられない。Twitter にしても、なかなか独創的なアイコンが多過ぎて、ちょっとリアリティがない。

「Peopleハブ」と相性がいいのは、やはり実名登録制の Facebook だなあと思う。
自分の周りだけかもしれないが、プロフィール写真は、本人を識別しやすい写真を使っているケースが多いし、アクティブなユーザーが多ければ、それだけ「最新情報」も充実していて、時間のある時にちょっと眺める程度でも十分楽しい。
また、意外に多くの人が携帯電話の番号や、メールアドレスを登録してくれているので、今までだったらあまり連絡を取らなかったかもしれない距離感の友達にも気軽に飲み会や、イベントの案内を送ったり出来るようになった。仮に、飲み会に参加出来なくても、近況を送ってもらったり、メッセージを送ってもらったりと、何となく楽しみが増えた印象だ。こうした緩やかなつながりは、Facebook のものだったり、Twitter のものだったりするわけだが、携帯電話という電話をしたり、メールを送ったりする、パーソナル・コミュニケーションツールの「アドレス帳」に相当する機能に、ソーシャル・メディアの機能を統合した「Peopleハブ」は素晴らしい発明だと思う。

ゆっくり育てていけばいい

とはいえ、こうした「Peopleハブ」最高! と感じられるには、実際のところ、IS12T の購入から 3週間くらい必要だった。

その間には、Twitterアカウントに「Windows Phone FAN」アカウントを設定して、「最新情報」がパンクしたり…、おまけにアカウント数が多過ぎたせいか、削除出来なくなったり…とエラい目にあったりもした。ある時には、古い Windows Live アカウントを登録したら、今は使えなくなってしまった古いアドレス帳情報が大量にインポートされて、かえって使いにくくなったこともあった。

人それぞれによって、「Peopleハブ」にどのような情報を持ってくるかは、変わってくるだろう。

自分の場合には、Facebook アカウントと「Gmailアカウント」に比較的新しくて正確な情報が載っていたので、そのままインポートして「Peopleハブ」を便利にすることができた。通話は今のところ「だれとでも定額」のウィルコムを使っているから、あまり携帯電話の連絡先を充実させることには重点をおいていないが、au がホワイトプランのような定額通話サービスを導入したり、Skype の Windows Phone 版 (開発中らしい) が登場したら、IS12T 経由での通話機能というのも、もっと利用頻度が高くなっていくかもしれない。

「Peopleハブ」には、人それぞれの設定方法があると思うが、コミュニケーションツールとしてのスマートフォンのキラーアプリであることは間違いないと思う。



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Last-modified: Sun, 25 Sep 2011 23:03:57 JST (2009d)